防衛費増

増税の前に真剣に議論することがあるはずです。
この人の決めることって、なんか変だと思いませんか・・・
例えば、銃弾に倒れた安倍晋三元首相の葬儀を国葬にしたときもそうです。
自分の考えが全くない。この人とは岸田首相のことです。
でも、党内の保守派とか財務省には極端に配慮する・・変ですよねぇ。
防衛費の増額をめぐる財源確保に向け与党に検討を指示したこと。
これって、いかにも拙速だと思いませんか。与党税制調査会(税調)は
15日に改正大綱を取りまとめようとしているのに、そこに2023年度から5年間の
防衛費を約43兆円とし、現在よりも17兆円増額することを決め、要請した。
税調の会長・・・戸惑って「防衛費の財源問題が降ってきた」と述べ・・
一応は年内に議論はするが「すぐに結論を出していい問題ではない」と慎重な姿勢を示した。
その割には法人税・所得税・タバコ税で対応すると決める・・これも問題です。
税は政治の根幹です。国防対策の予算がないわけではない。
現実には5兆円弱の予算が実行されているのです。
いくら朝鮮半島がきな臭くとも、台湾海峡に緊張感が走っているとしても、
今日明日に防衛費を急増する状況にはない。今急に増税はおかしいのではないかとの
批判を受けると・・23年度の増税見送りを表明。暮らしへの影響を配慮し、
24年度以降も「個人の所得税が増加するような措置は行わない」と弁明する。
どうなっているのだ・・・だったら、43兆円などというアドバルーンを上げる必要など
全くないではないか。アジアのきな臭い動きに過敏になっている・・自民党内、
保守派への気遣いと税務省の思惑に乗っかっている以外にない。
つまり、岸田首相の頭の中は、政権維持以外にはないってこと。
弱小派閥であるが故に安倍派を取り込む、保守派に受けの良い政策をぶち上げることで、
彼らの支持が離れないようにしたい・・・それと財務官僚の言いなり・・
それだけを考えているのです。情けない。いかにも未熟です。
私はこの国の政治の世界に、本当の保守もリベラルもいないと思っています。
いるのは、国民におべっかを使う・・・ポピュリズム政治家ばかりです。
防衛費を・・・増額する前にやらねばならないのは・・高齢者福祉の異常な膨張を抑え、
削減することではないでしょうか。それだけで、今考えられる防衛費は捻出できます。
岸田首相では到底できないことですが・・・Goto

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